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小 説
フォーチュン・ツリーをさがして(2) -2010年 A6,308頁(小説)
『かぐらやまの烏は、闇夜にこそ羽ばたく』。
−伝説は、成就してこそ語り継がれるもの。
頭文字『M』−その少女の登場で絢爛華麗な天性の陰謀家・鹿島静香のしつらえた舞台が一転する。期せずしてその一部始終を目の当たりにした賢八は、先に起こった校内を震撼させる事件の真相を誰よりも知る立場となった。犯人の指摘は彼のみが可能−唐突に訪れたその特異な状況に、彼は戸惑いながら、ある決断をすることになる。
一方、『伝説の樹』の所在は仮説の検証へと進む。子供の頃にやったような、好奇心と色褪せた友情とを確かめるための小さな冒険。しかし夕闇がその山を包むと共に、不慮の事態が次々に彼らに襲いかかった。そして現れたのは闇夜を舞うように鋭く跳ねる巨大な黒い影。息を呑む三人にその影が迫る!
−完結する事件は、常に新たな伝承の始まりとなる。
<内容紹介>
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